オオルリ(大瑠璃)

オオルリ

オオルリ(大瑠璃):スズメ目ヒタキ科オオルリ属(全長17cm、体重20~26g、翼開長が約27cm)、学名:Cyanoptila cyanomelana、英名:Blue-and-white Flycatcher

オオルリ鳴き声(さえずり)

ピールーリーリー、ピールリ、ピールリ、ピールリ、ピリーリー、ジジィ森に響き渡る澄んだ声で合間のジジィという声が特徴で、高い木の上でさえずりメスに存在をアピールします。 日本三鳴鳥の一種(ウグイス・コマドリ・オオルリ)

オオルリ

分布:東アジア、春先になると日本へは夏鳥として渡来・繁殖し、冬は東南アジアで越冬します。日本では、ほぼ全国で繁殖。

オオルリ、毛色

毛色:目元から喉元にかけて濃紺色、お腹は白、背中は青、尾羽は黒まじり、白い斑。青い鳥の中でもオオルリの羽はハッキリとしたブルーで綺麗です。青い鳥「幸せをもたらす、幸運の象徴」として人気があります。青い鳥の御三家:オオルリ、コルリ、ルリビタキの一種。

オオルリ

生態:山地の渓谷沿いの森林に生息。オオルリはあまり人を怖がらないのも特徴です。

オオルリ

名前由来:漢字名は大瑠璃、背中の瑠璃色(るりいろ)から。瑠璃色はオス、メスは褐色。綺麗な瑠璃色になるまで3年かかり、平均寿命5年。

オオルリ

主食:飛んでいる昆虫、クモ、ハチ、ミミズ、果実も食べます。

オオルリ

繁殖期:5月~7月、谷沿いの窪みや岩壁などに苔・茎・落ち葉などを集め、お椀型の巣を作り、3~5個の卵を産みメスが抱卵。抱卵期間は14日。子育ては12日(オスとメスで行います)、産卵から巣立ちまで約40日。

東南アジア~日本までその距離は約4.000km以上、途中で荒らしや~雷雨もあるでしょう。札幌までは4.500km、5月上旬ころ渡来し繁殖、10月頃に越冬地へ往復9.000kmと想像を絶する長い旅(冒険)をしています。

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