ハリオアマツバメ

ハリオアマツバメ、鳴き声(さえずり)

ハリオアマツバメ(針尾雨燕):アマツバメ科ハリオアマツバメ属(全長21cm、体重約125g、翼開長15cm)、学名:Hirundapus caudacutus、英名:White-throated needletail、分布:オーストラリア、日本では5月に夏鳥として飛来。毛色(雌雄同色):上面は頭部~尾羽にかけて黒い濃紺色、上面は背中、下面の喉周り、尾の周りが白、羽の下面~お腹は黒褐色、クチバシの直ぐ後ろが白

ハリオアマツバメ鳴き声(さえずり)

ジュルル…ジュルルル…と高い声でさえずります。

ハリオアマツバメ

主食:昆虫(カゲロウ、アメンボ、ガガンボ、トンボ)。名前の由来:漢字名:針尾雨燕から、尾羽の軸が針のように突き出ていることから。繁殖期:5月~7月、断崖の亀裂(空中に漂う枯れ草を唾液にて固めたお椀状の巣)、2~3個の卵、抱卵は雌雄で行い約40日、巣立ちまで40日間となっています。平均寿命は約5年となっています。生態:オーストラリアから北海道を8の字に周っており、行きと帰りが違うルートで往復の飛行距離は地球一周分4万キロなんです!

ハリオアマツバメ、尾の針

ハリオアマツバメには尾に針(羽軸)が針のように出ているんです。その役割は断崖絶壁に止まる時のストッパーの役割をになっているんです。

ハリオアマツバメ、尾の針

尾の針のズーム:羽軸が飛び出しています。

ハリオアマツバメ、尾の針の図解

尾羽に10本の羽軸が、短い針のように出ています。

ハリオアマツバメ

札幌では:5月に飛来し、崖で産卵・抱卵・雛が巣立ちます。6月下旬頃~豊平川、溜池などに浮かんでいるカゲロウなどを飛翔しながら大きく口を開けて捕食し、そなまま豪快にダイブして水も飲みます。

ハリオアマツバメの豪快なダイブ

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