ウミネコ(海猫):チドリ目カモメ科カモメ属、体長:44~48cm、体重:550g、翼開長120cm、学名:Larus crassirostris、英名:black tailed gull(黒い尾のカモメ)
分布: ロシア南東部、中国大陸東部、台湾、朝鮮半島、日本(全土)にいます。繁殖は5月~8月、日本では青森県八戸市は蕪島(かぶしま)が国内最大の繁殖地で、1922年に天然記念物とっています。
毛色:雌雄同色、灰色の背、尾の先が黒、頭部から胴体は白色、尾に白い斑点模様。
主食は:魚、イカ、両生類、昆虫
名前の由来:鳴き声が「ミャーオ」と猫の鳴き声に似ていることから。
ウミネコとオオセグロカモメの違い
ウミネコ(上):足が黄色でクチバシの先に黒帯と赤斑。
オオセグロカモメ(下):足がピンクでクチバシの先の下に赤斑。
ウミネコの成長とウミネコの幼鳥:幼鳥は褐色の毛で覆われています。手前の成長になるまで4年かかると言われ、平均寿命は約12年、蕪島で23年が記録されています。
ウミネコ幼鳥とオオセグロカモメ幼鳥の違い
ウミネコ幼鳥(上):クチバシの先端に黒帯で毛は茶褐色
オオセグロカモメ幼鳥(下):クチバシが黒で毛は灰褐色