ギンザンマシコ(銀山猿子):スズメ目アトリ科(全長20cm、体重50~60g、翼開長30~33cm)、学名:Pinicola enucleator、英名:Pine Grosbeak、毛色:オスは全身が赤く、メスは顔から胸にかけて黄褐色、腹部の羽毛は灰色、翼や尾羽の羽毛は黒褐色
分布:スカンジナビア半島北部、ユーラシア大陸の亜寒帯から北アメリカ大陸の亜寒帯、日本では北海道の高山(大雪山)で少数繁殖。
生態:高山帯の針葉樹林、冬になると少数の群れを作り標高の低い場所移動し、市街地などの木の果実などを食べます。
名前の由来:漢字名:銀山猿子、銀山は北海道は仁木町かって銀鉱石が採れたことに由来し、猿子は猿の顔・お尻が赤いことから。
主食:木の実、昆虫、果実、冬になると札幌の街路樹ナナカマドの赤い果実を食べに飛来することが稀にあります。
鳴き声(さえずり・地鳴き):ピュイーピュイーピュヨ、ピーピーピュイーと澄んだ声で、地鳴きはピュル ピュルと短く鳴きます。ズームアップで~♪
メスの方へ~ジャンプ!
繁殖期:6月にハイマツなどに営巣、枝を集めた皿状に3~5個の卵を産み抱卵は約二週間、孵化して二週間で巣立ちます。体が黄色いメスになります。
あとがき・・・札幌市内でも冬に稀に見ることができるギンザンマシコ、皆勤賞レベルで探鳥に行っていないと見れないギンザンマシコ、そんな訳で探鳥仲間と大雪山へ~山頂はガスで真っ白(汗)、ガスが引いたほんの20分間、運良くギンザンマシコを発見!! 野鳥撮影の難しさを改めて痛感しました。