エゾリス(蝦夷栗鼠):ネズミ目リス科リス属キタリス種の亜種(全長20~27cm、体重300~500g、尾長15~20cm)、学名:Sciurus vulgaris orientis、英名:Sciurus vulgaris (キタリス)
エゾリス鳴き声
シュシュ・ジュージュー・グウウー、状況により鳴き声が様々でめったに鳴きません。
分布:キタリスはユーラシア北部の広域に分布、日本ではキタリス種の亜種エゾリスは北海道にいます。手に持って食べているのはホオノキ(モクレン科)の実だと思います。
毛色:夏毛は茶色、冬毛は灰褐色、のどから胸、お腹は白色。雌雄同色。手の指は4本、足の指は5本あり鋭い爪があります。
生態:森林、平地、大きな公園。樹上を走るのが得意。オニグルミの実を集め地面などに隠し貯食します。札幌では大きな公園のあちらこちらでエゾリスを見ることができます。
名前由来:漢字名は蝦夷栗鼠、蝦夷(北海道)の住むリスから。写真は毛色が茶色で夏毛になります。夏は耳の毛も短くなります。
主食:木の実(オニグルミが好物)、種子、果実、昆虫。幼少期は植物性のものを食べます。葉っぱをしきりに舐めているます。
繁殖期:3~8月(年1~2回)、妊娠期間約40日、3~4匹の赤ちゃん(全長6~8cm、体重10g)を出産。子育てはメスが行い巣立ちまで約2ヶ月となっています。
時たま立つエゾリス。手に落ち葉を持っています。
まだまだ小さいエゾリスの子ども(推定一年未満)