アトリ

アトリ

鳥綱スズメ目アトリ科アトリ属に分類、体長16㎝、体重24g、胸元りがオレンジ色、お腹は白で、尾羽はM字型で黒く、頭部から背中に欠けては赤茶色です。写真は頭部が黒いオスです。和名:アトリ、英名:Brambling、学名:Fringilla montifringilla

アトリ、オス

オスとメスの違い:オスは夏羽になると頭が黒くなり、 写真は頭が黒いオスです。下の写真はメスです。

アトリ、メス

オスとメスの違い:メスはで頭部が灰色を帯びた茶色で黒い頭側線が入っています。背中のオレンジ部分もオスよりあり、全体的にオスより淡い色合いです。

アトリ、さえずり

アトリの鳴き声です~♪

アトリ

北海道では道南で越冬している個体が4月中旬に札幌へ数十羽の群れ来るようです。主にトドマツやハイマツで見かけ繁殖し秋になると南下するようです。

アトリ、幼鳥

まだ幼なさが残るアトリ幼鳥です。

アトリ、若鶏

アトリは雑食で、木の実、花芽、昆虫、種子や果実、頭の毛も少し立っていて若鶏でしょうか?

アトリ、オスの背中

オスの背中の柄:上背は黒いうろこ状、雨覆羽は上部に少しオレンジが入り真っ黒で、中央部分に白い縦のライン、尾羽も真っ黒で縁が白いです。

アトリ、メスの背中

メスの背中の柄:上背は赤茶に黒い斑、雨覆羽は上部のオレンジがオスよりあり入り、黒に縁がオレンジ、尾羽は黒いです。

アトリ、後ろ姿

春は松の中で行動するので葉が被り撮影が難しいです。紅葉シーズンに数十羽が飛来してきた時に撮影しました。

一般的にアトリは10月頃に冬鳥としてシベリアから日本(北海道~日本海側から~富山~山形県~全国)に飛来し~その数は数万羽の大群を作る年もあるようです。世界では、ユーラシア大陸北部で繁殖、冬になると北アフリカ~ヨーロッパ~アジア(中国・朝鮮)で越冬します。

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