ヤブサメ

ヤブサメ、鳴き声(さえずり)

ヤブサメ(藪雨):ウグイス科ヤブサメ属(全長10.5cm、体重約9g、翼開長15cm)、学名:Urosphena squameiceps、英名:Asian Stubtail、分布:ロシアの沿海州から中国東北部、朝鮮半島、日本では夏鳥として4月~10月に全国に渡来し繁殖、冬になると暖かい東南アジアで越冬します。毛色:淡褐色、過眼線が黒、眉斑が白

ヤブサメ鳴き声(さえずり)

シシシシ…シィシィシィシィ…とさえずります。

ヤブサメ

沢沿い藪や茂みを歩き回りながら、昆虫やクモなどを好んで食べます。体型・さえずり方・脚の感じがコマドリに似ています。毛はウグイスのようです。

ヤブサメ

名前の由来:シィシィシィシィ…漢字名:藪雨、藪(やぶ)に降る雨の音に聞こえることから。

ヤブサメ

雌雄同色、尾羽が短く全身淡褐色の羽毛で覆われ頭部は暗褐色、ふっくらとしています。首から下はベージュ色、目の上の眉斑(白いライン)がウグイスやホオジロのようにハッキリしていて凛々しい顔立ちです。

ヤブサメ

繁殖期:5月~7月にコケや落ち葉などで、お椀型の巣を作り産卵します。一日一個の卵を5~6日かけて産み抱卵。抱卵は約二週間、巣立ちまで11日間となっています。特徴:居候行為、他のオスが子育てに加わります。それでいてオスを追い払う行為やケンカもなく一緒になって育てます。

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