ウグイス(鶯):スズメ目ウグイス科ウグイス属(全長14~16cm、体重12~20g、翼開長21cm)、学名:Horornis diphone、英名:Japanese Bush Warbler(茂みでさえずる鳥)
分布:東アジア、東南アジアで越冬。日本では全国に分布、北海道では夏鳥。山梨県と福岡県の県鳥です。
ウグイス鳴き声(さえずり):ホーホケキョ(求愛、縄張り)、大きく口を開き大きな声でさえずる日本三鳴鳥の1つです。
ウグイス・警戒する鳴き声:ケケケ、ケキョケキョ...けたたましく警戒する鳴き声で、谷渡りと呼べれています。
毛色:頭部・背中・尾羽にかけて緑がかった暗褐色、喉元からお腹が白色、目の横に黒い筋。黒く細いクチバシで口元が黄。雌雄同色(メスはオスより2cmほど小さい)
生態:平地や山林の笹薮など。
主食:雑食で、昆虫、幼虫、クモ類、冬場は植物の種子や木の実なども食べます。
名前由来:ウグは”奥”、イスは”出る”という意味で、求愛時期にヤブの中から出て来るという意味から。
初告鳥(ハルツゲドリ):ウグイスが鳴くと春がやってくるので初告鳥という別名もあります。
繁殖期:5~6月、笹の葉や枝などを集め壺型の巣を作り4~6個の卵を産み、抱卵期間約2週間、巣立ちまでも約2週間。オスは巣の周りで見張り約、巣作りから子育てまでメスがします。
あとがき・・・ウグイスの鳴き声はするけれど姿は見えず、笹ヤブや葉の生い茂る場所で鳴き発見が難しく、葉や枝に被らないで撮影するのも難しい野鳥になっています。
大きく口を空けてさえずっています。
求愛、縄張り、多いと1日1000回もさえずるウグイスなんです。