カワガラス(河烏)

カワガラス(河烏)：スズメ目カワガラス科カワガラス属（全長21～23cm、体重65～90g、翼開長30cm）、学名：Cinclus pallasii、英名：Brown Dipper

カワガラス鳴き声(さえずり)

ビィ・ビィ・ビィッ、ビィッ…と短く鳴きます。
飛翔する時の鳴き声

ピィ・ピィ・ピィー…と鳴きます。

分布：ユーラシア大陸、アフリカ大陸北部、南北アメリカ大陸に分布するメキシコカワガラスの近縁種。日本では、北海道から屋久島まで全国に留鳥。

毛色：全身濃い茶褐色、風切・尾羽の先は黒褐色で尾は短いです。黒く細いクチバシ、つぶらな瞳。

生態：山地から平地の清流や渓流で生活しています。

名前由来:漢字名は河烏、河で生活しカラスに似ていることから。カラスの仲間ではありません。

主食：主食は水生昆虫、頭を水中に入れて餌を探します。カワガラスが居る場所は昆虫や魚が豊富な場所になります。

繁殖期：2～6月、岩の窪みに、枯れ草や枝・苔を使いドーム型の巣を作り4～5個の卵を産みます。抱卵はメスで約二週間、巣立ちまで約3週間となっています。