ノゴマ

ノゴマ

ノゴマ(野駒):スズメ目ヒタキ科に分類される鳥類で「全長15.5cm、体重16- 29g、翼開長24cm」、学名:Calliope calliope、英名:Siberian Rubythroat

ノゴマ鳴き声(さえずり)

チュィチュィ チューゥと短く繰り返しさえずります。地鳴きは短くジッ・ジジッ

ノゴマ

分布:アジア大陸北部・ロシアで繁殖し冬には東南アジアへ渡ります。日本では北海道に夏鳥として飛来し海岸の草原で繁殖します。本州では旅鳥として秋に立ち寄ります。

ノゴマ

毛色:頭から背、尾、翼の上面は緑がかった褐色で、腹はやや薄くなっています。白い眉斑が目立ちます。オスは喉が赤色、メスは白色ですが、薄い桃色のメスもいます。喉の赤色の周りを灰鼠色で縁取った色のオスもいます。

ノゴマ

生態:平地から亜高山帯にかけての草原や野原、渡りの途中や越冬地では森林に生息することもあります。

ノゴマ、喉が桃色のメス

名前の由来:漢字名は野駒、野に生息するコマドリから。ノゴマのメスの喉元は白ですが、写真は喉が薄い桃色をしたメス。とてもレアなメスに出会えました。

ノゴマ、メス

主食:昆虫、ミミズ。昆虫を口に咥えています。メスは全体に淡い褐色でオスより地味になっています。

ノゴマ、メス

平均寿命:野鳥に多い1年〜2年、最長でも5年となっています。

ノゴマ、メス

繁殖期:6~8月、倒木下に枯葉を集めた皿状の巣を作り、3~5個の卵を産むます。メスのみが抱卵。抱卵期間は約14日、巣立ちまで約14日となっています。

あとがき・・・たまたま探鳥に行った先で、繁殖期で子育て中のノゴマ、オスとメスで昆虫を捕まえては行ったり来たり、喉が桃色(薄い赤)のレアなメスに出会えました。

ノゴマ写真集②

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