モズ(百舌):スズメ目モズ科モズ属、全長20cm、体重15~25g、翼開長:27cm、和名:百舌、学名:Lanius bucephalus、英名:Bull-headed Shrike、分布:日本、朝鮮半島、中国東部から南部、ロシア 南東部に生息。名前の由来:野鳥の鳴き声を真似することから百舌(モズ)、鳴き声:キー・キー・キー・キィー、地鳴き:ガー・ガー・ガー・ガーと短く鳴きます。※収録に成功したらUP!します。
モズのメス、オスの背中は青灰色に対し、メスは暗褐色
モズのオスとメスの違い:オスは過眼線が黒で背面が青灰色、尾羽と翼は黒褐。色体側面は橙色、お腹は淡褐色。メスは過眼線が茶で胸毛はウロコ状、背面の雨覆・風切が暗褐色になります。
クチバシ:モスのクチバシはカギ型で小さな猛禽と呼ばれいます。昆虫以外に肉食(トカゲ・カエル)など食べるためのタカのような形になって、野鳥には珍しく肉食。
早贄(はやにえ):獲物を捕まえると枝に刺す「モズの早贄(はやにえ)」という行動をとり、この意味が未だ分かっていませんが、猛禽類のように体が大きくないので餌になるトカゲ・カエルなどを枝に刺し動かなくなってから食べるためだと思っています。
生態:モズは森林、河畔の雑木林、枝が尖ったごちゃごちゃした場所を好みす。早贄しやすく天敵に襲われにくい利点もあります。
繁殖期:3月~7月、メスが枯れ草を集め直径20cmほどのお椀状の巣を作り、メスが約二週間抱卵し孵化して二週間で巣立ちます。
主食:主食は昆虫(バッタなど)。肉食で両生類から小さな爬虫類・哺乳類も食べます。
モズの若鳥:幼さが残るモズの若鳥。約一年で成鳥になります。
飛び去るモズ、枝を抜けてゆきます。野鳥も相性があるのか? モズを発見してもメスばかり(汗)、オスの撮影成功したら追加します・・・