月下美人(ゲッカビジン)
サボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物(花期6月~11月)、別名:月来香(げつらいこう)、草丈:2m、花径:20~25cm、花色:白、花型:葉はこんぶ状で約30cm、茎頂に薄い花びらが幾重にも重なる白い花を咲かせます。特徴:夕方から深夜(2時頃)にかけて咲き朝には縮れてしまいます。花からジャスミンに似た強い香り放ち、その匂いにコウモリが誘われ花粉の媒介となります。また夜に花を咲かせることで全てのエネルギーを使い朝に縮む、とても切ないお花。名前の由来:月夜に咲く美しい花から。花期に2~3回咲きます。原産地:メキシコの熱帯雨林、学名: Epiphyllum oxypetalum、英名: Dutchmans pipe cactus
花言葉:儚い美、儚い恋、艶やかな美人、ただ一度だけ会いたくて
月下美人花の構造
花弁、外側に萼片、茎先に少し変色した花柄があります。
雄しべと雌しべ
花の中心奥に葯の付いた複数の雄しべ、先端にタコの足のようなクネクネした雌しべが有ります。
全体図:長く伸びた茎、茎に昆布状の葉が付き、花の重さで頭を垂れるように咲きます。撮影:豊平公園緑のセンター