オオセグロカモメ(大背黒鴎)

オオセグロカモメ

チドリ目カモメ科カモメ属、全長55~67cm。翼開張132~150cm、体重1.2~1.7kg、学名:Larus schistisagus、分布:ロシア南東部~千島・サハリン・中国・北朝鮮のアジア極東、日本では:北海道と本州北部の離島や崖の上に5~7月に巣を作り繁殖する留鳥。名前の由来:セグロカモメより大きく黒いことから大背黒鴎。英名:Slaty-backed gull

オオセグロカモメの鳴き声

オオセグロカモメ、オスとメス

翼の上面は灰黒色で風切羽は黒黒く白斑があり、頭部から胴体は白く、足がピンク、クチバシの下に赤い点があります。雌雄同色でメスはオスより少し小さくなっています。セグロカモメとの違い:セグロカモメより背中が黒く、ウミネコとの違い:ウミネコは足が黄色となっています。

オオセグロカモメ、飛翔

飛んでいると下からは白く見え羽を広げると約1.5mにもなる大型のカモメ。主食:魚、カニ、イカ、タコ、札幌では石狩湾が近いこともあり、市内の高いビルの屋上(立体駐車場)、公園の池~豊平川で見かけます。

オオセグロカモメ、幼鳥

オオセグロカモメの幼鳥(1歳未満)。クチバシも真っ黒で灰褐色の毛に覆われています。

オオセグロカモメ、幼鳥

まだまだ親に餌をねだるオオセグロカモメの幼鳥。5歳くらいで成長となり、寿命は約20年となっています。

ウミネコとの違い

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