①カワセミ、雄・雌、幼鳥・若鳥、毛づくろい

カワセミ

カワセミ(翡翠) :ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属、全長:17cm、翼開長:約25cm、体重20~40g、学名:Alcedo atthis、和名:翡翠「カワセミの美しい羽の色にちなんでヒスイ(宝石)」、英名:Common Kingfisher、分布:ヨーロッパから東南アジアの水辺に生息する小鳥。長いクチバシで巣穴を掘ります。クチバシの形状は新幹線”のぞみ”の登用され30%空気抵抗が少なくなりました。

カワセミの鳴き声・さえずり

「チッチー、チーッ・チィ・チィ・チィ」と甲高い鳴き声をあげながら水面すれすれを飛ぶ去ってゆきます。

カワセミ

構造色:頭から背中は鮮やかな青色(コバルトブルー)、喉と耳は白、頭と大雨覆に小斑点があり、お腹・足はオレンジ色です。長いクチバシ、背中の青い色は「構造色」と呼ばれ、羽毛にある細かな凹凸によって光の強さや反射の仕方で色が変わり生涯色褪せることがありません。構造色は近年色褪せない衣類の研究対象になっています。またその美しさから飛ぶ宝石(渓流の宝石)とも言われています。

オスとメスの違い

オスとメスの違いは? 1枚目の写真・オスと見比べて下さい。

カワセミ、メス

オスとメスの違いオスはクチバシ全体が黒クチバシの下が赤(オレンジ)がメス、写真はメスになります。他はほぼ同色です。

カワセミの幼鳥

カワセミの幼鳥:野鳥を始めて2年目の春先にとある公園にて、営巣している巣を猛禽にやられて幼鳥だけが2羽。体が濡れていることから魚の取り方は教えてもらっている様子。7月に様子を見に行ったら一羽だけが元気に飛んでいました。

カワセミ幼鳥

幼鳥の見分け方:頭とオレンジの胸に黒色が混じっており、足にも黒色が混じっている幼さが残る生後1ヶ月半位。カワセミの寿命は短く2年と言われています。

カワセミ、若鳥

こちらは少し大きくなった若鳥(生後2ヶ月程)、枝などの足場から水中に飛びこんで「小魚や水生昆虫、エビ、ザリガニ、カエル」を捕獲して、大きい獲物は岩などに叩きつけてから飲み込みます。

カワセミ、若鳥

胸のオレンジ色も足の黒さも抜けて、もうじき大人に。成長はとても早いです。

カワセミ

立派な大人のカワセミ。丸々と黒く輝いている瞳が特徴的です。

カワセミ

カルガモ(雄)とカワセミのコラボ。カワセミ小さいです。

カワセミ

カワセミが止まり木に止まっていると、背後からアオサギが真横に!!微動たりしないカワセミ(気で猛禽でないと分かっていたのでしよう)、アオサギとのコラボ。後ろの茂みにアカツメクサ

カワセミ

アオサギが羽を広げた瞬間!カワセミが飛び立ちます。何だかアオサギがカワセミを優しい眼差しで見守っているようです。大きさの違いが凄いです。

カワセミの毛づくろい

カワセミの毛づくろい:水浴びの後毛づくろいします。

カワセミの毛づくろい

長いクチバシ:クチバシはダイブの時や横穴式の巣穴を掘る際のツルハシの役割になっています。

カワセミの毛づくろい

ぐるっと首を回して~@

カワセミの毛づくろい

カワセミの特徴:このような枝がごちゃごちゃした場所を好み(天敵に襲われにくい)、背景が綺麗な場所で撮影するのが難しいとも言えます。

カワセミ、目の瞬膜

目の瞬膜:なんだか翡翠(ヒスイ)のように輝いて見えます。ダイブして水中でも瞬膜で目を守ります。

カワセミの毛づくろい

器用に毛づくろい。頭の水色の斑点。小鳥の大仏のようです。

カワセミの毛づくろい

まんべんなく毛づくろい。カワセミ札幌のあちらこちらで鳴き声や飛び去ってゆく姿を見ることはできますが、中々同じ場所に居ることがなく撮影が難しい野鳥になります。

カワセミの毛づくろい

最後は伸びて~♪ 決めポーズ!!

●①現在位置   ②ダイブシーン   ③ホバリング   ④飛翔シーン

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