コルリ(小瑠璃)

コルリ、オス

コルリは、鳥綱スズメ目ヒタキ科Larvivora属で、全長14cm(スズメより小さい)、体重17g位、オスは頭部から尾羽まで暗青色で、喉元からお腹が白く、英名:Siberian Blue Robin、学名:Luscinia cyane、異名:ちはひるり

コルリ、オス

名前の由来:小さい瑠璃色の鳥でコルリ(小瑠璃)、ロシアの極東地方~シベリア南部、中国北東部、サハリンで繁殖し中国南部や東南アジアで越冬をします。日本へは夏鳥として北海道~本州中部以北、四国の一部、主に笹など生い茂った落葉広葉樹林の生息します。

コルリ、メス

メスは背中と胸部は緑褐色で尾羽に薄く暗青色が入り、お腹は白く喉元下に薄いオレンジ色があります。

コルリ、メス

目は丸くアイリングがあり、オス・メスの足は細く長くなっています。主に笹ヤブの茂った下で行動します。

コルリ、オスのさえずり

鳴き声に特徴があり「チッ、チッ、チッ、チッ、チッ、チッ」と小声でさえずり、その後大きくさえずります。

コルリ、オスのさえずり

しきりに鳴き自分の存在をメスへアピールします。

コルリ、オス

2021年は5月上旬、たまたま行った公園で鳴き声~ずっと木の上で下に降りることなく逆光での撮影となりました(滝汗)、一番最初の写真は2時間粘って足元に降りて来た瞬間に撮れました。

コルリ、オス

日本3大青い鳥:オオルリ、ルリビタキ、コルリで森の宝石と言われています。

コルリ、オス

足が細く長いです。初列風切に少し暗褐色が入っているのでまだ若いと思われます。主に単独で行動し平均寿命はスズメと同じく3年ほどだと言われ、切ないから~輝いているのかも知れませんねー☆

コルリ、オス

太い木の上に、ずっと探していたコルリ、オオルリと違い胸が白く~しきりにメスに向けてのさえずり~♪ メスは約80m先に居ました。繁殖期は5~7月でお椀形の巣に2~5個産みメスが作り抱卵し、餌はオスが運びます。

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