コルリ:鳥綱スズメ目ヒタキ科Larvivora属、全長14cm(スズメより小さい)、体重17g、翼開長22cm、学名:Luscinia cyane、英名:Siberian Blue Robin、異名:ちはひるり(地を這い回るから)
コルリの鳴き声(さえずり)
鳴き声に特徴があり「チッ、チッ、チッ、チッ、チッ、チッ」と小声でさえずり、その後大きくさえずります。しきりに鳴き自分の存在をメスへアピールします。
毛色:オスは頭部から尾羽まで暗い瑠璃色で、喉元からお腹が白い瑠璃三鳥の一種になります。
分布:ロシアの極東地方~シベリア南部、中国北東部、サハリンで繁殖し中国南部や東南アジアで越冬。日本へ夏鳥で北海道から本州中部以北と四国の一部、高い山の生い茂った落葉広葉樹林で繁殖します。
名前の由来:小さい瑠璃色の鳥でコルリで小瑠璃。オオルリ(大瑠璃)16cm、コルリ(小瑠璃)13cm
コルリのメス:背中と胸部は緑褐色で尾羽に薄く暗青色が入り、お腹は白く喉元下に薄いオレンジ色があります。メス・オスも足が細く長いです。
白いアイリング:丸く可愛い目にあります。メスは笹ヤブの生い茂った中で行動し殆ど鳴かなく発見が非常に困難でした(汗)
繁殖期:5~7月でお椀形の巣に2~5個産みメスが作り抱卵し、餌はオスが運びます。
瑠璃三鳥:オオルリ・コルリ・ルリビタキ、北海道へ夏鳥として5月にやって来きますが、個体数が少ないコルリは難易度が高い野鳥でした。
あとがき・・・鳴き声はするけれど場所が特定しにくいコルリ。まるで旅鳥のように早いと数日で高い避暑地(高い山奥)へ抜けてしまいます。写真は二度目の時! 止まった約10秒間、いつかまた出会いたいものです・・・