ヒレンジャクの体長は約18cm、翼開長は約29cm、オスとメスほぼ同色。初列風切は黒褐色、外弁は灰色、オスは白斑があるが、メスは外弁にのみ白斑があり、次列風切に灰色で先の方は黒色、尾羽の先端部は赤い。顔はやや赤褐色みを帯び、尖った冠羽に冠羽の縁まで至る黒い過眼線があります。尾羽の枚数は12枚、漢名「十二紅」の由来となっています。
学名:Bombycilla japonica、英名:Japanese Waxwing
ヒレンジャクの鳴き声
鳴き声は甲高く「ヒーヒー、チリチリ」と鳴き囀りはしません。キレンジャクの鳴き声
ヒレンジャク、分布はシベリア東部~中国北東部で、札幌市へは雪の降る頃に群れをなしてやって来て、街路樹はナナカマド、ヤドリギの赤い果実と好んで食べます。
ヤドリギの赤い果実を食べるヒレンジャク、繁殖期
大きく羽を広げて飛ぶヒレンジャク
羽ばたいた後、ロケットのように羽を閉じて空気抵抗を少なくして飛びます。
再び羽を広げて~この繰り返しにより少ないエネルギーで効率よく遠くまで飛べることが分かります。
ヒレンジャク、とキレンジャクの違い①:キレンジャクは尾羽の先端が黄色でヒレンジャクは赤になります。
ヒレンジャク、とキレンジャクの違い②:キレンジャクはお腹が薄い灰色に対し、ヒレンジャクは薄い黄色になります。
ヒレンジャクとキレンジャクの飛翔シーン
ヒレンジャク水浴びシーン、雪が積もり小川も凍り少し流れている水温は(多分-8~-15度以下)、温かい羽に付く寄生虫や脂粉を落とすためにします。
まずクチバシで水の冷たさを感じてから~
頭から豪快に水に付けて羽を振って水浴び
激しい水浴び~**・:*: LUMIX FZ300 ISO800(コンデジリミット) シャッタースピード1/800秒で撮影しました。
顔が見えてきました。
小休止
もう止めるのかと・・・
と思いきや、更に頭から全身の水浴び~**・:*:
頭を横にして顔が水面に!
羽を振ってます。
更に激しく羽を振って羽に付いた水滴を飛ばしています。
羽をすぼめて~小休止?
!さらに激しい水浴び
凄い水浴び!ヒレンジャクの面影が分かりません。
水しぶきも。o○
水浴びもそろそろ
ん!何かを見ています。
仲間(番い?) 別のヒレンジャクが飛んできました\( ‘◇’)/
ヒレンジャク2羽、まさかヒレンジャク水浴びシーン撮影できるとは思ってもいませんでした。越冬地は日本のほか、サハリン、朝鮮半島、中国南部、台湾で越冬地により1年通して見れる地域もあり、日本では沖縄県中部より北の地域に「11月から5月」にかけて滞在。東日本に多いキレンジャクに対して、ヒレンジャクは西日本に多く渡来し、北海道ではやって来る年とあまりやって来ない年があります。