ショウドウツバメ:鳥綱スズメ目ツバメ科に分類され、全長13cm、体重9~15g、飛行速度は平均時速40~50km、天敵から逃げる速さは時速200km(プロテニスプレーヤーのサーブの速さです)
背中の羽色は暗褐色、腹部の羽衣は白く、尾羽は短い、鳴き声は「ジュー、ビィー、ビィジィジジジ」、日本では夏鳥になります。
名前の由来:小さな穴を掘ることから和名「小洞燕(ショウドウツバメ)」の和名がついようです。3羽ならんでの飛行シーン
ツバメなので止まることなく常に飛び続け、夜になると葦などの中で休むようです。
2羽並んでの飛行シーン、まるでブルーインパルスの曲技飛行のようでした。
見事な等間隔飛行です。
野鳥水平飛行最速ハリオアマツバメ(全長21cm)もそうですが、小さいツバメの飛行シーンも難易度が高いと感じました。
13cmと小さく一瞬で飛び去ります\( ‘◇’)/
少し大きめに撮影出来ました。尾長が白くとても目が大きく愛らしい顔をしいます。
向かって来るところを流し撮りで、軽い片手で持てるコンデジで速い動きになんとか合わせることが出来ました。
逆行気味で向かって来るショウドウツバメ、カッコイイです。
下からのアングル、羽が綺麗に見えます。
このスタイル正にステルス戦闘機のような流線型です。時速200kmも納得です。
天気が良く絞り優先でISO(Auto):シャタースピード5.000でも、加速する瞬間は羽がブレる爆速ぶりです!
後書き:崖で営巣していました。孵化したばかりの匂いも。ヒナを守るために群れになって巣の近くを飛んでいました。多分朝から暗くなるまで雌雄交代で飛んでいるんだと思いました。
日本には夏季に北海道、本州(東北地方以北)の比較的涼しい場所に繁殖のため夏鳥として飛来する最も小さいツバメ、海岸などの砂層の崖に長さ 20~100cmの横穴を掘って営巣します。フィリピンや東南アジアから子育てのために4.000Kmも飛んで来きます。秋前には越冬地に戻ります。
大体4~5個の卵を生み、雌雄交代で約2週間ほど抱卵し、ヒナは孵化して約20日ほどで巣立ちします。1年で大人になるようです。
世界では夏季は北アメリカ大陸北部やユーラシア大陸北部で繁殖し、冬はアフリカ大陸や南アメリカ大陸などユーラシア大陸南部で越冬する旅鳥になります。
食性は動物食で、主に昆虫(ハエやカゲロウ)など昆虫を食べる。飛翔しながら口を大きく開けて獲物を捕食します。
昔の言い伝えでツバメ低空飛行すると雨が降ると言われ、それは曇天になると昆虫が盛んに飛び、ツバメが捕食することから付いたと思われます。