サメビタキ(鮫鶲)

サメビタキ、正面

コサメビタキ(鮫鶲):スズメ目ヒタキ科サメビタキ属、全長13.5cm、体重12~18g、翼開長24cm
学名:Muscicapa sibirica、英名:Sooty Flycatcher、和名:鮫鶲

サメビタキさえずり

出典 認定NPO法人 バードリサーチ

サメビタキ地鳴き

出典 認定NPO法人 バードリサーチ

羽色:頭から尾までの体の上面は暗灰褐色、腹面はぼんやりした縦斑羽で覆われる。眉斑は細く薄い。雌雄同色
分布:ユーラシア大陸、日本では北海道から屋久島(鹿児島沖60km)
生態:亜高山帯の針葉樹林、平地の針葉樹林や大きな公園
主食:昆虫、ミミズ
繁殖期:6~8月、木の樹上に苔やサルオガセで椀型の巣(苔などを貼り付けた)を作り卵 3~5個を産み、約二週間オスとメスで抱卵し、その後約二週間で巣立ちます。

サメビタキ、ツリバナの果実

名前の由来:鮫鶲(さめびたき)、背中が鮫皮(さめがわ)の色に見えることから。晩秋はツリバナの果実を食べにやって来ました。

サメビタキの若鳥

若鳥:上の成鳥より幼さが残るサメビタキ。特徴としてお腹の1番下にグレーの斑があります。コサメビタキ、エゾビタキにはありません。

サメビタキ、飛翔(飛行)シーン

羽を大きく広げての飛翔(飛行)シーン。背中のは羽色が分かります。

サメビタキ、幼鳥、見分け方

幼鳥:生後2ヶ月ほどで薄く細い眉斑、目尻が白いアイリング、背中の色で判別できます。北海道の高い山で夏に繁殖、暖かい本州へゆく前に公園(3~5日ほど)の果実を食べてまだまだ幼いヒナですが親について旅立ちます・・・

●コサメビタキ

●エゾビタキ

●コサメビタキ・サメビタキ・エゾビタキ違い

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